車中で熱中症にならないための対策方法とは

車は直射日光に当たらないという認識から、夏でない時期は窓を少し開けて子供を置いたままにしてしまいがちですが、実験において外気温が35度でエンジンを停止させ窓を閉め切った場合、30分後には約45度になっていたことがわかりました。
窓をたとえ開けていても40度ほどに上昇しており、窓を少し開けていても車内に健康な状態のままいることは難しい状況です。エアコンをつけていてエンジンを停止させた場合は5分後には5度上昇し、15分後には熱中症指数が危険レベルに達しました。
このようなことから車内においては、屋外にいる時と同じように注意が必要だということが判明しています。
車中において体調を崩さないようにするには、エアコンをつけているからといって油断をせずにしっかりと休憩をとり、適度に水分補給をすることが大切です。
高齢者や子供がいる場合は、後部座席までしっかりとエアコンの風があたっているかを確認してください。乳幼児の場合は顔に汗をかいていなくても、背中は汗をかいていることが多く、脱水症状を起こす危険性があります。そのため背中も確認し、寝ていたとしても一口でも良いので水分を含ませるようにします。
また、運転手も直射日光を当たる状況にあるため、異変を感じる前に休憩をとり、体温を下げることが大切です。

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